2018年4月6日金曜日

vol.9ゲストの紹介

Guestの常味裕司氏のプロフィールを公開いたします。

ウードの音色はもちろん、常味さんご本人の声も素敵なんです。

大学にて数多く講義もされている方。楽器のことや音楽や文化のお話はとっても身近に感じられる聞きやすい内容で、誰もが足並み揃えて楽しめること間違いありません。

そして、中東の景色がふわっと浮かんでくる演奏。男らしい音色の中にグッと心を鷲掴みにする魅力を持った音色も感じていただけます。

楽器マニアのあなたも、音楽を愛するあなたも、踊りが楽しくてたまらないあなたも。いろんな垣根を越えて、一緒に楽しめたら幸いです。

ライブ後に味わう暖かい心を皆さんにも感じていただけたらと思っています。

常味裕司(ウード)

1960年、東京生まれ。日本では数少ないウード奏者。
民族音楽センター(若林忠宏氏主宰)在籍中、アラブ音楽に出会う。

スーダンのウード奏者ハムザ・エル=ディン氏(2006年5月没)のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者アリ・スリティ氏(チュニス国立音楽院ウード科教授、2007年4月没)に師事。
本格的にアラブ音楽を学ぶ。

93年のチュニジアでは、チュニス国営TV、メディナフェスティバルにて、
チュニジアの若手ウード演奏家モハメッド・ズィン・エル・アービディーン氏と共演。
またチュニジアより来日した女性楽団『エル・アズィフェット』(アミナ・スラルフィー主宰)との共演や、2006年春エジプト・カイロ オペラハウスにて現地ミュージシャンと共にコンサート開催(国際交流基金主催)、2006年末チュニジア・ドゥースにおける『サハラ・フェスティバル』に参加。

2010年レバノン・ベイルートUNESCOパレスにて演奏(パレスチナ子どものキャンペーン主催)2010年にはシリア・アレッポにて、ウード奏者、ムハンマド・カドリ・ダラル氏に集中指導を受ける。

2011年クゥエート、2012年オマーン、カタール、UAE、2015年モロッコ(名取事務所主催)、2016年スペイン・アンダルシアでの演奏など音楽を通した文化・国際交流も盛んに行っている。

日本においては、アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動およびアラブ音楽アンサンブル「ファルハ」や「アラビンディア」を主宰し、様々な演奏家、舞踊家、パフォーマーと共演。2007年(4月~12月)放送のNHKスペシャル[新シルクロード 第2部の音楽、録音にも携わる。

洗足学園音楽大学ワールドミュージックコース・ウード講師
http://www.oud.jp